働かざるもの飢えるべからず

人生オワコンニートの歩き方

職歴なし、金なし、女なし、オワコンアラサーニートによるニートのためのブログ

身分証の偽造を検証してみた※犯罪注意

 

f:id:Wanari:20180427211338j:plain

 

最近、知り合い人の一人から免許証の偽造ができるところを知らないか尋ねられた。

偽造ができれば生活が助かるらしい。

そいつは既に免許証を持っているので良からぬことを考えてることは分かったけど、あえて探りも入れなかった。

 

もちろん偽造できる場所なんて知らないので力になってやることはできない。

俺は散々教官に怒られながら取った運転免許証を持っているので、そんなことを考える必要もなかった。

闇のルートは底辺としては是非開拓しておきたいところなのだけど、残念ながらそういう話には縁がない。

 

でも、実際身分証の偽造なんて本当にできるのかは気になった。

車をもう何年も運転してないので、そもそも免許証自体不要だったかなという思いもあるし、もし偽造が簡単にできるなら真面目に取ったのが馬鹿馬鹿しい。

 

余談だけど、もしこれから自動車免許を取ろうとしてる人がいるなら、MTを取る必要は全く無く、ATを取ったほうが良いよ。

MTなんて普通は乗る機会が全くないのに、教習の難易度や料金も上がってしまうのでいいことなしだよ。

当時は親からMTも取っておいたほうがいいなんて言われたからそれに従ってしまったけど、MTの自動車なんて他人のも含めて今まで見たことねえぞ!

 

何にしても、実際に自分でも偽造ができるのかネットで検索してみることにした。

 

 

偽造請負サイトはたくさんある

意外なことに、ネットで偽造サイトを検索するだけでも普通にヒットする。

 

偽造本舗 

http://www.gizoya.com/

偽造工房

http://www.uramono-yosimoto.com/

偽造王国

http://www.gizououkoku.com/

 

免許証、保険証、パスポート、学生証、資格証明書、診断書、何でもありだ。

もしこれができるんであれば大学すら行く必要なくなるなw

値段も5万~20万ぐらいのレンジとなっている。

 

何でこんな偽造サイトが存在できるのか不思議に思ったが、海外に拠点を置かれていると日本国内からでは警察権が及ばないらしい。

うーん、犯罪ってその気になれば結構いろいろできちゃうのね。

俺もなんか悪いこと考えたくなっちゃったよ。

 

実際に問い合わせをしてみた

今回問い合わせてみたのは偽造本舗さん。

なんたって安心と信頼の3年間の実績があるらしく、グーグル検索でも第1位獲得!!

いやあ、こんな素晴らしい業者ならさぞ安心して頼むことができるんでしょう!

免許証の偽造を希望しているという設定にし、問い合わせた内容は以下の2つ。

 

・免許証番号は矛盾が生じないように作ってくれるのか?

・商品の発送は国内からされるのか?

 

免許証を偽造する上で1番重要となるのは免許取得時に配布される12桁の番号が矛盾しないことだ。

取得年数や場所によって割り振られているけど、細かいこと法則については公開されていない。

そこでこの番号をしっかりと法則に基いて作ってくれるのかどうかが重要なポイントとなるね。

 

あとは発送も国外からだと検閲で引っかかって、逮捕される可能性もあるからこれも気になる所よ。

 

 

そんで帰ってきた返事がこちら

 
 

こちらをご記入下さい

 

免許証入力フォーマット

【氏名】

【生年月日】

【現住所】

【交付番号】

【免許番号】

【交付年月日】

【色】

【条件】

【種類】

【他】

 

 

 

いや、質問に答えろよw

なんかコミュニケーションができない感じの受付だな。

 

偽造本舗とかいうクソみたいなサービス見つけたよ | 炎上 犯罪 | インターネット事件簿

 

上記のサイトでも検証でここに問い合わせをしてるんだけど、同じようにぶっきらぼうな返答が返ってきている。

 

これは、恐らく外国人が運営しているんじゃないだろうか。

日本語ができる人間の応対ではない気がする。

 

ということで、安心と信頼の偽造本舗さんは全然安心できませんでしたとさ。

やっぱりこんなところを経由して注文するのは無理と確信。

 

やっぱり詐欺?

 怪しいなと思っていろいろ調べたけど、この手のサイトで被害にあったという書き込みを何件か見かけた。

商品代金や前払い金を払った瞬間に連絡が取れなくなるそうだ。

共通するのはサイト名の頭に全部”偽造”が付いていること。

ひょっとしたら、同じ人間が複数のサイトを運営している可能性もある。

やはりますます信用できない。

そもそも身分証偽造の発注には致命的な欠陥がある。

 

契約を守るインセンティブがない

自分がサイト運営者だと考えてみよう。

顧客から注文を受けたとして、料金が振り込まれた後でそれを本当に発送する必要があるだろうか?

正直、バックレたとしても実害はないと思う。

だって、そもそも違法な注文で顧客は警察に行くことはできないから。

いや、むしろ最初から作るつもりなんてなく、詐欺前提で運営している可能性のほうが高いんじゃないだろうか。

 詐欺にあっても泣き寝入りするしかない。

 

ネット掲示板上で書かれることはあるだろうけど、この手のサイトはすぐにドロンして新しく生まれ変わるのでそんなにダメージはない。

ということで、注文をする上でお客側が圧倒的に不利なんだね。

会ったことも見たこともない、謎の違法サイト運営人の良心を信じて数万円投資できるならいいけど、普通やらんわな。

 

やっぱり一般人はこんなもん関わったら駄目だ。

あてもないのに変な世界に飛び込もうとしたらカモられるだけ。

 

身分証の偽造は犯罪

当たり前だけど、身分証の偽造は犯罪。

例え使わなくても、発注して作ってもらった段階で犯罪になっちゃう。

作るのにもリスクを負うことになるし、例え本当に作ってもらえたとしてもそれを使う時にバレるリスクもある。

最近は偽造を見破る技術が発達しているようなので、怖いよね。

 

多分、負うリスクとリターンが釣り合ってないので、妙なことは考えないほうがいい。

身分証を持って無くて、欲しいだけなら大人しく正規のルートで取得しよう。

そうしよう。