働かざるもの飢えるべからず

人生オワコンニートの歩き方

職歴なし、金なし、女なし、オワコンアラサーニートによるニートのためのブログ

読書なんか無理してしなくてええんやで

池上彰佐藤優などの影響から、教養を身につけようという意識が高まったと思う。

 一見仕事に直接関係なさそうな歴史、哲学、数学などを勉強する人が増えたんじゃないだろうか。

そういう僕も例に漏れず、金にならなそうな本をちょくちょく読んでいる。

ただ、最近はあまり意味がないと思えてきた。

 

面白くない小難しい本を無理して読んでも、読んだ直後ですら内容はあまり頭に残らない。

 何度か読み返し、頭のなかで反復作業をして初めて本は血肉になる。

そこまで興味がないもの、必要でもない本を何度も読み返すのは難しい。

じゃあ面白いと思える本を読めばいいのだけど、そう思えることは少ない。

この面白いと思える範囲が広い人ほど読書の才能があり、狭いほど才能がない。

 

どうやら僕には知的好奇心が欠けていて、読書をこなす能力がないようだ。

知的好奇心があるから読書に意味が出てくるのであって、それがない人は読書をしてもザルに水を流すようなもの。

読書は嫌ならしなくていいのだ。

 

もちろん面白くなくても、仕事や生活に必要な知識なら別のモチベーションが働くので、そういう読書は効果はある。

でも、義務感やファッション感覚で読書しても得られるものは少ない。

 

僕はコンプレックスが強いので賢いと思われたくて、ついつい小難しい本を手に取っていた。

もうそれはやめようと思う。

好きな漫画を読んでるときのように、早く次のページをめくりたくなるような状態じゃないと駄目なのだ。

ページを進めることにノルマを感じるような読書はもうしない。